2008年02月17日
山崎vs古賀vs麻生、ピリピリ福岡県連大会
自民党の三国志…
一見穏やかに見えますが…。こうゆう場所で私的な感情を出さないでほしいですね。
山崎拓元副総裁(福岡2区)、古賀誠選対委員長(福岡7区)、麻生太郎前幹事長(福岡8区)?の幹事長経験者3人が「三国志」さながらのにらみ合いを続ける自民党福岡県連は、福岡市内で定期大会を開いた。伊吹文明幹事長もあいさつに駆けつけたが、ピリピリした雰囲気は相変わらず。福田政権の内閣支持率が低迷する中、福岡選出議員のパワーゲームは中央政界に飛び火する可能性もある。
「新テロ法案、ガソリン税の暫定税率、日銀総裁…。民主党は政策テーマのようにみせながら、いかに有利な立場で権力闘争を仕掛けるかに一生懸命だ」
伊吹氏のあいさつは民主党批判に終始した。壇上で目も合わせない麻生、山崎両氏らの様子に「党内事情に踏む込むのはまずい」と判断したようで、あいさつを終えるとそそくさと地元・京都市長選の応援に向かってしまった。
山崎氏は自分のあいさつを終えると途中退席。麻生氏は「無役の私にあいさつの機会を与えていただき感謝します」と皮肉たっぷり。鳩山邦夫法相(福岡6区)がそんな気まずい雰囲気を頓着せずに「党4役の1人がおり、次の総裁有力候補もおり、派閥領袖が3人もいる。こんなすごい県連はどこにもない」とあいさつすると会場から爆笑がわいたが、壇上の古賀氏らは複雑な表情を浮かべた。
福岡県は廃藩置県で筑前(福岡市周辺)、筑後(柳川市周辺)、豊前(北九州市周辺)の3国が合併したが、今も郷土性が強く残り、山崎氏が筑前、古賀氏が筑後、麻生氏が豊前に割拠する構図となっている。
かつては麻生、古賀両氏が盟友関係を結び、山崎氏と対抗してきたが、郵政民営化をめぐり麻生、古賀両氏の関係にヒビが入り「3すくみ」の状態となった。麻生氏の盟友である鳩山氏が東京から国替えしたことで事情はますます複雑化。先の総裁選では、県議の大勢が麻生氏支持を打ち出す中、山崎、古賀両氏は福田氏を支持し、亀裂はさらに深まった。
しかも3氏の「代理戦争」となりかねない地雷原も残る。郵政造反組で山崎派に入った武田良太氏と、古賀派の山本幸三氏が公認を争う福岡11区だ。武田氏は先の総裁選で麻生氏を支持したことで事情はより複雑になり、県議も巻き込んで「骨肉の争い」となりつつある。
選挙区調整の責任者である古賀氏はあいさつで「先の総選挙で福岡は11選挙区すべてで勝利したが、あんまりパーフェクトすぎてうれしい悲鳴が悩みの悲鳴に変わりつつある」と嘆いてみせたが、采配(さいはい)次第では福岡の勢力図がまた流動化する可能性もある。
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